1. |
クレタポッコ
06:00
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すてあぐねてたおもちゃを砂に埋めて
空っぽの気分で朝焼けを浴びながら
クレタポッコを目指そう
歩いていくうちに心は晴れてゆくよ
小鳥の声に包まれて眠くなるよ
目眩に誘われて
木々が揺れだしても
光の差す場所を目指すよ きっと
クレタポッコへ行こう
夢を紡いでこう
ここから始まる
奇妙なパレードさ
浮かぶ雲のように
軽やかに歩こう
風の中の音楽に耳を澄まそう
気紛れピエロがハンモックで寝てる隙に
隠したナイフを 奪い去って 逃げよう
山師に騙されて
街がざわめいても
惑わないように上手く踊るよ きっと
クレタポッコへ行こう
夢を紡いでこう
透明な階段が
どこかにあるから
浮かぶ雲のように
軽やかに歩こう
風の中の音楽に耳を澄まそう
昨日も明日も
嘘も本当も
悲劇も喜劇も
似たようなものさ
クレタポッコへ行こう
クレタポッコへ行こう
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2. |
渋谷上空(GUMI Ver.)
03:57
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ファンシーな絶望デイズ
テンションはso-soです
流れて消ゆ退屈なタイムラインを閉じたら
ハッピーに欲望デイズ
カプチーノが売り切れデース
いっそここから飛び出してスキップして舞い上がろう
そうここがアレです
渋谷の上空です
身体なんてひょこっと抜けて飛び回るよ
いけ私
これは渋谷の真ん中のレポートです
キラキラした物語がここにあるの
ラッキーなご苦労デイズ
ファンキーにダウナーペイス
満たされないその訳はお小遣いがないからです
ジャグジーで黄昏れキック
ラブリーにお別れウィンク
ネオン街に飛び出してもう一度駆け上がろう
そうここがアレです
渋谷の上空です
諍いとか苦しみとかここじゃ見えないよ？
いけ私
これは渋谷の真ん中のレポートです
キラキラした物語がここにあるの
ありったけの夢
ポシェットにつめて
日和った人とはさよならしてさ
ピヨったフリして次のドアを開けるのさ
甘ったるい実が
流行っては消える
スイーツな街ではしゃぎ続けよう
迷った時には次の手品みせてよ
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3. |
天気予報
03:43
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ふっと今も思い出すよ
君をなくしたあの朝を
さよならさえも言えなかったから
未だに胸が痛むよ
うちへ帰ると君は言って
何故か握手を求めたっけ
寝ぼけたままの僕に気づくと
すっと目を細めて
突然手を放した
晴れのち時々曇って
天気予報じゃ言ってたね
扉の向こうで変わりゆく
季節なんて知らんぷりの
僕はただ置き去りになった
そして今じゃ時は経って
思い出さえも色あせたよ
風のうわさで聞こえてくるのは
よくないことばかりで
いつも悲しくなるよ
晴れのち時々曇って
天気予報じゃ言ってたね
あの時君を引き止めたら
違う未来はあったのかい？
どうなのか分からないままさ
どれだけ一緒に過ごしても
言い出せないことはあって
互いに不安になるうちに
ひょんなことで穴が空き
零れ落つ雫には
豊かさや優しさが
そう沢山詰まってたはずさ
どこにも居場所がない時は
僕の部屋へ戻っておいで
今なら前より少しだけ
分かり合える気がするんだ
時折笑顔が絶えるけど
今の気分は上々だよ
今宵も地球の片隅で
同じ空を見上げてる
君のことを夢に見るよ
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4. |
ビー玉色の朝
05:13
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瑠璃色のビー玉みたいな夢ひとつ
ポケットにそっと忍ばせて街へ出る
誰かの目覚ましがかすかに聞こえる
今日は何をしよう？何を探そう？
物憂げに時の歯車が軋みだす
人混みでたったひとりのような気がする
このままどこか誰も知らない場所へと
ゆけたならきっと楽しいよね
音楽の魔法で
空飛ぶ馬車に乗り
寂しさを忘れたいよ
くらくらみしょげても
笑っていたいから
君のやさしさをおもうよ
ほの明い写し絵みたいな夢ひとつで
待ち人の知らせがなくってもうれしくなる
かけ出すときを今も待っているよ
予感だけはほらもうそこにある
音楽の魔法で
空飛ぶ馬車に乗り
世界旅行をしたいよね
ふわふわり揺れてる
言の葉をつまんで
風に乗せて飛ばすんだよ
神様のくしゃみで
前が見えなくても
きっと出口を見つけ出すんだよ
ふわふわり揺れてる
言の葉あつめて
未来に向けて投げ込むのさ
ビー玉色の夢を見たなら
こっそりポケットに忍ばせて
頼りないときにはそっと確かめるのさ
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5. |
曖昧風情
03:34
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今恋が終わりました
とても素敵な日々でした
なんて言わないわ
めちゃ酷っどい目にあったわ
涼しい顔で言った
あなたのその一言で
目が覚めました
もう我慢なんて出来ないわ
もし私がピアノなら
あなたに嫌がらせするわ
ほんの少し触っただけで大音量で叫ぶわ
愛なんてない
この不毛な惑星で
もう信じない
一人で生きるなんて
もし出来るのならちょっぴり憧れるわ
愛なんてない
ふわふわでいきたいの
もう信じない
いつもチルしてたいの
けど不明瞭で暗い小箱に囚われてる
にっちもさっちも曖昧風情
後片付けの時には
心を無にするべきね
思い出をぜんぶ捨てるのは結構手間ね
感傷に浸るあなたに
トドメをさしたくないから
遠回しに傷口を抉っていくの
もし私が迷路なら
出口を塞いでしまうわ
永遠に迷い続けるあなたにそっと差し入れを送るわ
愛なんてない
この狭い惑星で
もう信じない
引き裂かれた私に
何が必要かなんて誰にもわからないわ
愛なんてない
ふらふらでいきてるの
もう信じない
軽やかに飛びたいの
けど不明瞭で暗い小箱に囚われてる
愛なんてない
ふわふわでいきたいの
もう信じない
いつもチルしてたいの
けどわけわかんないうねりに呑まれていく
にっちもさっちも曖昧風情
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6. |
ミタイカモ
04:19
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いっそこのままだっていいよ
ささやく声は風にのって
迷いの森へと消えていった
遠くで聞こえているサイレン
その揺らぎの中で遊ぼう
もうすぐはじまるまどろみの時は
いつだって一瞬で永遠さ
君の笑顔を消したこの街の
さめた風景を
朱色に染めてみたいかも
ため息まじりの黄昏は
自由で儚くて愛しい
影法師はJukeで踊り
溶けたチーズのようにのびる
ひらりと宙返り紙飛行機が飛ぶ
いつだって祈りだけが本当さ
きっと夜の帳がおりる頃
合図を送るから
君にもみていて欲しいんだよ
心の隙間に忍び込む
生ぬるい闇をかき分けながら
高くジャンプするんだよ
その向こうに見える未来へと
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7. |
ユメ ミタ マチ
06:17
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ゆめみたまち
きみはたってる
つたえきれない
おもいをむねに
とまったまち
きみはたってる
みすてられた
ばしょだとしる
記憶の糸を 手繰り寄せても
古びたレプリカのよう
探しても 探しても
みたことある景色
いまきたみち
ふりかえってる
しずむゆうひが
こころこがす
かみひこうき
ひとつとばそう
ここではない
まだみぬさきへ
時の止まった この街では
すべては過ぎ去るのです
探しても 探しても
似たような景色です
砂時計を 裏返して
違う道を歩こう
おいかけて おいかけて
まだみぬあの場所へ
やがて
ひび割れた廃墟に立ってる
青い眼の怠惰な天使が
君のことを迎えに来るから
彷徨い続ける亡霊達を
みかけたらよろしく伝えておいてよ
ゆめみたまち
きみはたってる
めをとじたら
かぜがなぜる
いましずかに
まくがおりる
どこへゆこう
きみはきめる
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8. |
果てなき夢のよう
04:50
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空が溶けて 木々が揺れて 声が静まる頃
ひなたぼっこにつかれた君をそっとゆり起こそう
まゆの中のまどろみはいつも一瞬だから
ひとりぼっちの世界を抜けて外ではしゃごうよ
風のなかで 転げまわろう
とりとめのない 話しで笑おう
間違いだらけの毎日も 時の砂が洗ってゆく
君とすごした日々も今じゃ浮かぶ笹舟のよう
果てなき夢のよう
目を閉じたら そこにあるよ
君がくれた やさしい笑顔が
だからもう一度
苦い果実も
甘いトローチも
届かぬ声も
胸にしまって
楽しかったよありがとう！って言うんだよ
今日も地球の隅っこで 見上げる空は広くて
鳴り響いてるサイレンはまだ
ここからは遠すぎて
すべては嘘のよう
果てなき夢のよう
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kamoreco Kawasaki, Japan
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